2025 年3月8日(土)14:00~16:00
まなびカフェ 「みんなの手話講座」
ゲスト:吉田花奈(医療従事者)
今日は「手話学びカフェ」に参加し、約2時間にわたって手話について学びました。
参加者は全部で9人、その中には中学生くらいの子どもが4人いて、一組の母子もいました。
まず、スタッフの方が施設の簡単な紹介をしてくれました。
今回の講師の先生は、新型コロナ時期からこの活動に関わっており、すでに3〜4年関わっておられるそうです。
前半では、手話に関する概論的な説明が行われました。
講座の導入として、手話を取り入れた歌とダンスの動画を見ました。
先生が「この映像の中にいくつか異なる手話があるのに気づきましたか?」と質問し、
そこから「日本手話」「日本語対応手話」、そして「国際手話」についての解説が始まりました。
それぞれの手話には共通点もあり、たとえば「ありがとう」という表現は世界の多くの手話で似たような動きが使われているとのことでした。
先生のご家族が、聴覚障がいを持たれているそうで、日常的に手話と口語を併用しているという話しもありました。
そのながれで、聴覚障がいのある方々の生活や、新型コロナが手話コミュニケーションに与えた影響についても紹介されました。
マスクの着用によって口の動きが読めなくなったことや、新たな対応策についても触れられました。
また、そういった問題が、日常で気づかれにくいところを知りました。
後半は、約1時間の手話実践でした。
基本の挨拶や自己紹介を学び、自分の名前や出身地を手話で表現する練習をしました。
47都道府県の言い方の手話に触れて、簡単な会話に挑戦しました。
初めての手話体験だったでですが、いろいろ体験できて楽しかったです。
聴覚障がいのある方々の世界に少し触れることができました。
手話は一つのコミュニケーション手段ですが、それ以上に大切なのは「伝えたい」「交流したい」という気持ちだと感じました。
実際に聴覚障がいの方々が日常で直面する困難については、まだ深く理解できていないかもしれません。
でも入口としてとても良い機会だと感じました。
手話で少しずつ交流できるようになることは、とても素敵なことだと思います。