2024年7月21日(日)13:30~15:00
まなびカフェ 「タイの文字を習って書いてみよう!」
ゲスト:村上忠良さん、日向伸介さん、センティアン・ラッタナセリーウォンさん、パーサポン・ピウポーチャイさん(大阪大学外国語学部教員)
暑さの厳しい日だったが、15人ほどの参加者が集まった。
会場ではソーダ水やミルクティー、ミルクコーヒーが販売されていた。
私はミルクティーを注文。暑さで疲弊した身体にミルクティーの甘さが染みた。
いざ講座へ。講師の村上先生、パオ先生、ゲーン先生、日向先生にタイ語について教えていただく。
最初の30分で村上先生から簡単に説明を受け、後半1時間ほどで実際にタイ語を書いてみたり、先生方とディスカッションをしたりした。
最初の30分では、世界の文字の数や種類、タイ文字の仕組みについて簡単に教えていただいた。
タイ文字の大きな特徴として、子音の上下左右に母音が並ぶという点がある。
最初に聞いたときは、母音の形がそれぞれ違うにも関わらず位置も変えているのは何故か気になった。
そういった疑問を持ちつつ、実際に書いてみる。
未知の文字を書くという、懐かしい感覚。
ひらがなやアルファベットの形を気にしながら、紙の罫線に合わせて書き取り練習をした幼い頃を思い出す。
村上先生曰く「文字は書かないと覚えられない」。この機会にできるだけ沢山書きたいなと思った。
すると、見慣れない文字の形だったため、書いている最中に自分がどの文字を書いているのか分からなくなるときが何度もあった。面白い体験だった。
私が練習出来たのは自分の名前と「こんにちは」という挨拶だけ。文字数にして十文字程度。それだけでも、練習すればどんどん時間が過ぎていった。
講座ではスクラッチカードも用意されており、紙をこすって色鮮やかな文字を書くこともできた。
また、スクラッチカードとは別にカード型の画用紙も用意されていた。
名前や挨拶を書き、それをラミネートしてもらうことで記念としてそれを持ち帰ることも出来た。
下書きに何度も練習し、スクラッチカードや画用紙に緊張しながら名前を書く。
汗をかきながらも書けた文字に満足できた。
文字を習うだけでなく、先生方とのディスカッションを楽しんでいる方もいた。
質問があれば先生方は快く受け答えしてくださり、話しやすい。
また、ワイワイガヤガヤとした雰囲気は私にとっては適度に騒がしく、緊張することなくその場を楽しめた。
約1時間半で講座は終了。
今回の講座を企画してくださった村上先生をはじめ諸先生方、スタッフの吉田さん、朴さんに感謝したい。
ありがとうございました。
次回の企画も楽しみしています。
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世の中のいろいろや最近ちょっと気になることを、少人数制でアットホームにまなび、考える「まなびカフェ」。各回の素敵なゲストの話を聞いて、みんなでわいわい意見をかわすといつも見ている世界が少し違って見えるかもしれません。普段は逢えないいろんな人、いろんな世界をのぞくことで、インターネットやテレビ、新聞などでは味わえない生きた”まなび”を楽しむ場です。スケジュールや各回詳細はまなびカフェイベントページ(Facebook)や、らいとぴあ21のブログに掲載のチラシPDFデータをご覧ください。