2023年1月18日（水）19:00～20:30 まなびカフェ
「書家の華雪さんにまなぶ！〜書のワークショップ！”書き始め”〜」
ゲスト：華雪さん（書家）
ずっと気になっていた「華雪さんの書のワークショップ」にやっと参加できました。
最初に、「辞書によって解釈がすこしずつ違っていること、どれが正しくて
どれが間違っているということではなく、その漢字が経て来た歴史の中で
意味が変化しているのを知ることが大事。」というお話を伺いました。
お知らせチラシのさそい文（新しい年の始まりに際して、思うこと考えることに重なる漢字１文字を探し、
書いてみましょう。）の「 探し 」は、選んだ字の意味や成り立ちをいくつかの辞書で調べて、
その字が経て来た歴史も含め、イメージを膨らませるということでした。
「ゆったりと、気持ちに余裕を持って一年過ごしたい」と思い「悠」の字を調べてみると、
①ゆったりしている ②はるか、とおい、 だけでなく「心配する、うれえる」という意味が①になっている辞書も出てきて、
そんな意味もあったなんてと困惑してしまいました。
参加者の皆さんの「康」「言」「鉛」「温」「生」「鱂」を選んだ理由に、それもいいなぁと思ったり、
そんな考えもあるのかと感心したり、調べてみて深まった思いを聞いているうち、
だんだんと「悠」の字に落ち着く心持ちとなりました。
華雪さんが持ってこられた筆は、穂先が木、竹、箒、馬のたてがみ、ウサギの毛、
ニワトリの羽、孔雀の羽等々、これまで聞いたことも無い素材で作られているものもあって、色々迷いましたが、
「太筆で書くなんて30数年ぶりになんだから・・・」と、
一番書きやすそうなオーソドックスなものを選んでしまいました。
色々な筆で書かれた皆さんの自由な字を見て、やっぱり色々試してみるべきだったと後悔し、
次回（7/26）こそはと楽しみにしています。
ブロガーTIM
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