<報告>10月17日まなびカフェ「海外ではたらくということ 〜インド奮闘記〜」

2019年10月17日(木曜日)まなびカフェ

海外ではたらくということ 〜インド奮闘記〜

ゲスト:樋野都子(NPO法人暮らしづくりネットワーク北芝)


海外で働くということが、身近な選択肢としてありますか?


私は求職中で、働く場所や雇用形態について日々悩み、自分に合った働き方を探しています。
今回のまなびカフェでは、「インドに転職してみた」講師のお話を聞けるとのこと。
インドという土地に特別な馴染みがある訳ではありませんが、

同年代の方の転職体験を聞いてみたいという気持ちから参加しました。

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はじめに、講師「ひのちゃん」の今につながる歴史のお話。

・元々は英語が苦手だったけど、親の計画で中学生のときに留学させられた!
・留学中、違う文化圏にいることで日本で感じる色々なレッテルや違和感から解放され、

 英語をポジティブなツールとして認識しなおす。
・高校生になると自分で画策して留学!
・今度は日本人、アジア人としての被差別体験。自分は自分のままなのに、

 場所や文化、時代によって差別されるという発見をする。

ここから、差別や社会課題への関心を深めていったそうです。


私は英語に苦手意識があり、それが海外に行くことへのハードルになっているのですが、

海外で働くことを選んだひのちゃんも最初は苦手だったとは!

自分自身にも、自分のこどもたちにも、なんだか希望が広がった気がします。

準備してからじゃないと動き出せないわけではないんですね。

そして、動いてみた経験から、働き方や生き方がみつかっていくんですね。

ついついこどもにはアレコレ準備してあげたくなる自分を顧みれました。


次はインドでの仕事と生活について。


大きな国なのはもちろん、言語や宗教など様々な文化によって見えてくる面が違うので、

あくまでひのちゃんから見えたものという前置きが。

その分、具体的な日常のエピソードや写真・動画を通じて、ひのちゃんがその時そのときに

現地で体験したやりとりや出来事がとっても生々しく感じられました。


・実際の求人票から見える、インドで求められる日本人労働者の条件

・同じ労働者だけど、駐在員・現地採用・ローカルスタッフで違う待遇のいびつさ

・路上生活する家族、若年結婚や出産、ギャングの存在の上に成り立っている社会

・デモや暴動と裏表のライフラインの危うさ、痴漢や暴力に対する緊張続きの生活

・言語、宗教、食の多様性から、それらへの配慮と主張がどちらも必要なコミュニケーション

・世代をまたいだ価値観の連鎖や差別の根深さ、選択肢の少なさという大きな社会課題


観光旅行のガイドブックにあるような通りすがりで見るインドでもなく、

ニュースや教科書にあるような深刻な課題を抱えたインドでもなく、

現地で住み、働き、生活していた日本人だからこそ感じられたこと。

ひのちゃんはこれらを通じて、なんとかなるという自信と動じない強さを得たそう。

とても大変で、とても密度の濃い気付きと思考の日々だったんだろうなぁ。

私も、これからの人生の中で、そんな豊かな体験をまだまだしたいなぁ。


最後は、インドに行くときに役に立つ情報レクチャー。

これもひのちゃんの貴重な体験をもとにした、ものすごく具体的なアドバイスでした。


盛りだくさんの情報で、本当にあっという間に1時間半が過ぎていました。

ひのちゃんのインドでの生活を、まるっと追体験したようなリアリティ。

まさにまなびカフェのコンセプト通り、生きたまなびを楽しませてもらいました。

らいとぴあの一角で座ってお話を伺っていただけの私ですが、

なんだか「よし!今からなんでも出来るぞー!」という気持ちになりました!

やっぱり英語の勉強も始めてみようっと!

まなびは、いつでもワクワクさせてくれますね!


ひのちゃん、たくさんお話聞かせてくれてありがとうございました。

スタッフのみなさん、乳児がグズって抱っこひもでウロウロしても、

小学生が講師を横目で見ながらお絵描きしてても、

あたたかく対応してもらってありがとうございます。

こどもと離れずにまなびを楽しめる場はなかなかないので、とても心強いです。


文・まなびカフェブロガー もも &ママさん


◆各ブロガーさんのプロフィールはこちら

http://raipinews.seesaa.net/article/455139195.html

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次回のまなびカフェ


11月7日(木曜日)18時半~20時 まなびカフェ

「キベラスラムから命の響き〜アフリカトーク&ミニライブ〜」


アフリカで出会った文化、多様性、そして困難な状況下でも精一杯生き、輝きを放つ人々—。

アフリカ最大規模のスラムで活動する早川千晶さんのお話と、大西匡哉さんの音色が、アフリカ大地の風を届けてくれます!

トークとライブをたっぷりお楽しみください!

※参加費無料(当日、ケニアでの活動に対する寄付を受け付けます)


ゲスト:早川千晶さん(ケニア在住・キベラスラムのマゴソスクール運営者)

    大西匡哉さん(ドゥルマ民族伝統音楽奏者)

場所:らいとぴあ21 1階展示コーナー


◆らいとぴあ21「まなびカフェ」とは?


世の中のいろいろや最近ちょっと気になることを、

少人数制でアットホームにまなび、考える「まなびカフェ」。


各回の素敵なゲストの話を聞いて、みんなでわいわい意見をかわすと

いつも見ている世界が少し違って見えるかもしれません。

普段は逢えないいろんな人、いろんな世界をのぞくことで、

インターネットやテレビ、新聞などでは味わえない生きたまなびを楽しむ場です。

スケジュールや各回詳細はまなびカフェイベントページ(Facebook)や、

らいとぴあ21のブログに掲載のチラシPDFデータをご覧ください。



◆これまでのまなびカフェのレポートなどはこちら(らいとぴあ21ブログ)

http://raipinews.seesaa.net/category/23991971-1.html