2018年12月5日(水曜日)まなびカフェ
コーヒー焙煎ワークショップ!
ゲスト:ひとつぶコーヒー焙煎チーム
コーヒー焙煎ワークショップ!
ゲスト:ひとつぶコーヒー焙煎チーム
今回はコーヒー焙煎ワークショップに参加してきました。
ひとつぶコーヒー愛飲者たちが集まって、
ひとつぶコーヒーのコンセプトや焙煎チームのみなさんのお話を聞いたあと、
焙煎にトライして、焙煎したての豆からいれたコーヒーを試飲しました。
若者たちの「生きづらさ」は、その人に原因があるのではなくて、社会に原因がある。
どんな人でも居心地よく暮らせる社会にしていこう!という考えで、コーヒーの焙煎が始まったそうです。
コーヒー焙煎は、分業がしやすく、味を良くしていく研究の面白さがあります。
はじめに、分業の話をお聞きしました。
焙煎の前に、穴があったり欠けていたりする豆を取り除いて、
焙煎の前に、穴があったり欠けていたりする豆を取り除いて、
豆を均一にする「ピッキング」という作業をします。
細かい作業が得意な人が必要です。
焙煎には、大阪の町工場製の焙煎機を使います。
温度や空気の量を調整し、取り出すタイミングは音で判断します。
時間を計って温度を記録したり、小さな音に耳を澄ましたりします。
焙煎した豆を取り出して冷やした後、ブレンドします。
焙煎した豆を取り出して冷やした後、ブレンドします。
豆の種類によって焙煎時間が異なるので、焙煎した後にブレンドするわけです。
パッキングして、検品したあと、豆をお店で販売したり、お祭りや高齢者施設などに出店したりします。
パッケージも焙煎チームで考えてデザインしました。
得意不得意があっても、得意なところで焙煎に参加できるんですね。
得意不得意があっても、得意なところで焙煎に参加できるんですね。
焙煎チームのみなさんの話を聞くと、コーヒーが大好きで味を改善したい人やコーヒーの味にはあまりこだわらない人、
参加の期間や頻度もバラバラでした。
チームメンバーのひとりが、コーヒー豆は気温に温度差がある所でおいしく育つ。
コーヒーへの情熱もメンバーで温度差があって、おいしく焙煎できると話していました。
普段の仕事では、情熱が高すぎたら周囲から浮いてしまうし、空回りして結果につながらないこともあります。
情熱が低すぎても「責任感がない」などと怒られてしまいます。
そういうところにも「生きづらさ」があるんだなと思いました。
次に、沖縄への援農旅行の話をお聞きしました。
沖縄には、若者の自立支援を行うコーヒー農園があります。
沖縄には、若者の自立支援を行うコーヒー農園があります。
焙煎チームのメンバーが援農と見学に行きました。土作りの現場での石拾いや、苗を植えるお手伝いなどを行なったり、農園の経営者の話を聞いたりしました。
沖縄は台風が多いので、ハウスで栽培すると台風で一度にやられてしまうことがあるのですが、森の中で他の木と混ぜて植えると、台風の時に他の木が守ってくれるということで、コーヒーの木を森の中に植えている農園もあるそうです。
おいしいコーヒーの実をつけられるけど、台風には弱い…これって、人間と似ていませんか?得意なことや苦手なことを、みんなで補いあえたらいいな〜と思いました。
おいしいコーヒーの実をつけられるけど、台風には弱い…これって、人間と似ていませんか?得意なことや苦手なことを、みんなで補いあえたらいいな〜と思いました。
沖縄の援農旅行では、シュノーケリングに行って、ニモが見られるかなとワクワクしていたんだけど、メガネがないので目の前で浮いている木屑にしかピントが合わなかった〜 で、陸に上がってメガネをかけたら景色がはっきり見えて、沖縄の陸ってきれいだなーと思った!なんていう参加したメンバーの笑い話もあって、楽しく聞くことができました。
最後に、焙煎にトライして、焙煎したての豆からいれたコーヒーを試飲しました。
手で持つ焙煎機と、手で回転させる焙煎機、普段の焙煎に使っている町工場製の焙煎機の3種類で焙煎しました。
町工場製の焙煎機の横に張り付いて豆を入れるところから冷ますところまでを見ていたんですが、火の強さの加減、豆を入れるタイミング、空気の量を変えるタイミング、豆を取り出すタイミング…と、本当にテクニックが必要ですね。コーヒー豆が混ざるシャラシャラという音の中に、「バチッ」と「パチパチ」という豆がはぜる音が聞こえました。思っていたよりも小さい音に耳を澄ましました。
手で持つ焙煎機と、手で回転させる焙煎機、普段の焙煎に使っている町工場製の焙煎機の3種類で焙煎しました。
町工場製の焙煎機の横に張り付いて豆を入れるところから冷ますところまでを見ていたんですが、火の強さの加減、豆を入れるタイミング、空気の量を変えるタイミング、豆を取り出すタイミング…と、本当にテクニックが必要ですね。コーヒー豆が混ざるシャラシャラという音の中に、「バチッ」と「パチパチ」という豆がはぜる音が聞こえました。思っていたよりも小さい音に耳を澄ましました。
毎日何気なく飲んでいるコーヒーですが、奥が深いですね。
まなびカフェでは、初めて会った方とも楽しくおしゃべりできるし、終わった後も帰りたくなくなって、ついつい長居してしまいます。居心地のよさを感じました。
文・まなびカフェブロガー 瑪娜(マナ)さん
◆各ブロガーさんのプロフィールはこちら
http://raipinews.seesaa.net/article/455139195.html
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次回の「まなびカフェ」はこちら
2018年12月13日(木曜日)19時から20時30分
『~Le Salon des Millman ちょっといかした絵のおはなし~
西と東のいったりきたり』
日本の浮世絵はどんな風によーろっぱに伝わり、西洋の芸術家に影響を与えたのでしょうか?
ゴッホやゴーギャン、モネやマネの絵をもとにミルマン夫妻の視点から
その隠されたストーリーを聞くと、ふだん絵になじみのない方も思わずわくわくしてしまうこと間違いなし。
「芸術って少し難しそうで・・・」という方にもおすすめです。
*同時通訳がつくので、英語が苦手な方もご安心ください。
場所:らいとぴあ21 1階展示コーナー
ゲスト:イアン・ミルマンさん(パリ在住・美術研究家)
ゲスト:イアン・ミルマンさん(パリ在住・美術研究家)
ミチコ・ミルマンさん(英語通訳)
◆らいとぴあ21「まなびカフェ」とは?
世の中のいろいろや最近ちょっと気になることを、少人数制でアットホームにまなび、考える「まなびカフェ」。各回の素敵なゲストの話を聞いて、みんなでわいわい意見をかわすといつも見ている世界が少し違って見えるかもしれません。普段は逢えないいろんな人、いろんな世界をのぞくことで、インターネットやテレビ、新聞などでは味わえない生きた”まなび”を楽しむ場です。スケジュールや各回詳細はまなびカフェイベントページ(Facebook)や、らいとぴあ21のブログに掲載のチラシPDFデータをご覧ください。
◆らいとぴあ21「まなびカフェ」とは?
世の中のいろいろや最近ちょっと気になることを、少人数制でアットホームにまなび、考える「まなびカフェ」。各回の素敵なゲストの話を聞いて、みんなでわいわい意見をかわすといつも見ている世界が少し違って見えるかもしれません。普段は逢えないいろんな人、いろんな世界をのぞくことで、インターネットやテレビ、新聞などでは味わえない生きた”まなび”を楽しむ場です。スケジュールや各回詳細はまなびカフェイベントページ(Facebook)や、らいとぴあ21のブログに掲載のチラシPDFデータをご覧ください。
◆これまでのまなびカフェのレポートなどはこちら(らいとぴあ21ブログ)
http://raipinews.seesaa.net/category/23991971-1.html
http://raipinews.seesaa.net/category/23991971-1.html