<報告>9月20日まなびカフェ【出張!ダイバーシティカフェ】アメリカ出身の黒人男性として日本とアメリカでいきること

2018年9月20日(木曜日)

ゲスト:アイゼア・フレンチさん 箕面市立第二中学校ALT(英語指導助手) 

    日本語アシスタント&進行:鳥羽山良平さん

企画:(公財)箕面市国際交流協会


私は今回ちょっとした縁で、初めて「まなびカフェ」に参加させてもらいました。


そのテーマが、肌の色に関すること。

今まで漠然と“差別”や“人権”について考えたことはありました。

しかし、それは日本にある学校の小さな教室の中だけで、周りはほとんど同じ肌の色、目の色、髪の毛質を持った人々だけ、、、

それだけなのに、“差別”について知った気でいました。

そんなときにアイゼアさんのお話を聞かせてもらって、授業では知ることが出来なかった部分に触れることが出来ました。


まず、お話されていた内容が、『色のイメージ』についてです。

白のイメージは、、、キレイ ・ 清潔 ・ 明るい

黒のイメージは、、、汚い ・ 暗い ・ 怖い

今まで当たり前のように感じていたこのイメージが、肌の色の問題に繋がるとは考えもしませんでした。しかし、お話を聞いていて、こういった色のイメージはもしかしたら、“差別”などからきていて、私たちの頭の中に知らない間に刷り込まれていっているのかな、、と感じました。


その次は歴史について、少し話されていました。

アメリカで“黒人”といわれる方たちは、もともとアフリカから“奴隷”としてやってきたこと。

だから、自分たちのルーツ(先祖や血筋)をたどることが出来ないということ。

そして、日本人はその歴史をあまり知らない。そこが良い。ということもおっしゃっていました。

日本では、物事を知らない=良くないこと と捕らえられがちですが、外から見てみればプラスの要素として働くこともあるのだなと感じました。


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そして、アメリカで起きている問題について、彼の実体験も踏まえて話していただきました。

まずは、町を歩いているときにすれ違いざまに様々な人から言われる心無い暴言の数々。

何もしていないのに、肌の色が違うということだけで傷つけられるという、どうにも納得のいかないことが最近まで普通に行われていたことに驚きました。

それから、黒人の子どもさんは自由に外で遊べないといこともおっしゃってました。

いつ誰に何をされるのか分からないからだそうです。

ここまでも信じたくないような話がたくさんありましたが、それよりもさらに上を行く話が、

昔も、そして今もアメリカでは黒人の方が受ける警察からの暴力が存在するということです。

私の中では警察といえば、最近いろいろと問題は起きていますが、やっぱり正義の味方というのが頭の中にあってそれは世界共通だと思っていました。

でも、アメリカという誰もが知っているような国で、警察の正義とは思えないような行動がなされていることも事実で、なぜかショックを受けていました。

自分にとっては、正しくて守ってくれるものでも、ほかの誰かからしたら、怖い存在になってしまうものがあることを知りました。


その後、アイゼアさんは日本で暮らしていて体験した不思議なことについて話してくれました。

まず、何も聞かずに髪や肌などを触られることがあること。それから、ジロジロと見られることが多いこと。確かに日本人は、海外の方がいると珍しくてよく見てしまうことが多いと思います。でもその行為見られている人からしたら気分のいいものでは無いですよね。私も無意識にやってしまっていそうなので、これから気をつけたいと思いました!


それでも、アイゼアさんは日本は暮らしやすい国だと話してくれました。

一番は暴力が少ないからということ。                                                           

当たり前のようで当たり前ではないことだなと感じました。


みんなが世界のどこに行っても笑って暮らせるようになることを願って、、、


素敵なお話ありがとうございました!


文・まなびカフェブロガー ささみさん


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次回の「まなびカフェ」はこちら

2018年10月5日(金曜日) 18時半から20時半

サウスダコタ先住民族の伝統儀式「サンダンス」2018トーク&報告会!~混乱の中「それでも立つ」~


2018年8月、アメリカ先住民の伝統的儀式「サンダンス」に、日本からダンサーとスタッフとして参加したお二人による報告会。【人は、人生の様々な局面で起こる逆境をどう自分の生きる糧にしていくのか】【コミュニティにコミットしていく若者の姿から学ぶこと】など、現地のライブ感溢れる体験とともに。お二人のルーツやアイデンティティを見つめる過程も交えてお話しいただきます。


場所:らいとぴあ21 1階展示コーナー

参加費:カンパ制

定員:ご予約不要

ゲスト:岡本工介さん(一般社団法人タウンスペースWAKWAK)

            丸岡朋樹(NPO法人暮らしづくりネットワーク北芝)


らいとぴあ21「まなびカフェ」とは?

世の中のいろいろや最近ちょっと気になることを、少人数制でアットホームにまなび、考える「まなびカフェ」。各回の素敵なゲストの話を聞いて、みんなでわいわい意見をかわすといつも見ている世界が少し違って見えるかもしれません。普段は逢えないいろんな人、いろんな世界をのぞくことで、インターネットやテレビ、新聞などでは味わえない生きた”まなび”を楽しむ場です。スケジュールや各回詳細はまなびカフェイベントページ(Facebook)や、らいとぴあ21のブログに掲載のチラシPDFデータをご覧ください。


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