<報告>5月10日まなびカフェ「出張!ダイバーシティカフェ~多様性について考えよう~わたしが受けたアメリカの教育のこと」

2018年5月10日(木曜日)まなびカフェ

【出張!ダイバーシティカフェ】~多様性について考えよう~わたしが受けたアメリカの教育のこと
ゲスト:エミリー・ライオンスさん(箕面市立第2中学校ALT(英語指導助手))
         鳥羽山良平さん(ランゲージマスター)



今回初めてまなびカフェに参加させていただきました。以前からお誘いを受けていたのですがなかなかタイミングが合わず、今回私の中学時代の先生が講師をされるということで興味を持ち、申し込みをしました。


主にアメリカの学校について教えていただきました。日本との共通点や、あるある話など、和気あいあいとした雰囲気の中でお話を聞けるのがとても楽しかったです。 





はじめに「アメリカの学校について何か知っていますか?」という問いからスタートしました。周囲の人と話し合い、授業の方法やスクールカースト、給食の栄養バランスの話などさまざまな意見が出ました。出た意見にみんなで共感したり、「知らなかった~」と感嘆の声を漏らしたり、、、「みんなで作りあげていく」という講座の形式がとても新鮮でした。


 



次にアメリカの学校の写真を見ながらお話を聞きました。生徒達には自分の教室がなく先生の部屋に授業を受けに行くこと、制服ではなく私服で学校に行くこと、映画やドラマでよく見るスクールバスで登校すること、昼食はカフェテリアで食べること、日本とは全く違う文化に驚きました。


特にびっくりしたのは学期の区切りです。アメリカは九月の頭に学校が始まり、冬休みと春休みをはさんだ後、3か月間の夏休みがあるそうです。なんとなくは知っていましたが、日本の学校の「勉強・勉強」という方針とは違い、やりたいことをしたり、自由な時間を取れることがうらやましいなと思いました。それ以外にも、部活動は週1回だそうで兼部も可能らしく、自分のやりたいことと両立できる環境が整っていると感じました。 


 また、問題点についても話し合いました。日本と同様、イジメが深刻な問題になっているらしく、オンラインなどでの見えにくいイジメもあるそうです。なかなか互いを認め合う事ができない点は日本の学校でも同じだなと感じる部分がありました。他にも、清掃員さんを雇っているので生徒が掃除をする機会がないそうです。日本では当たり前にある掃除の時間が知らないうちにスキルを身につける場になっていることに気付きました。そういった点についてもみんな話し合い、意見を交換しました。


私たちが普通に生活をしているだけでは知ることのできない現状や制度をたくさん教えていただきました。生徒のみなさんの積極的に意見を出したり質問をする姿勢に圧倒されました。もっと聞きたい!もっと知りたい!と思うことこそがまなびの原動力であり、その意欲に応える「まなびカフェ」はとても良い場だなと思いました。


文・まなびカフェブロガー Yさん

各ブロガーさんのプロフィールはこちら

http://raipinews.seesaa.net/article/455139195.html


次回の「まなびカフェ」はこちら


2018年5月23日(水曜日)午後7時から8時半 ※次回は水曜日です!お間違えなく!

【おしゃべりカフェ】“死”に親しみながら「いのち」を考える

死は恐い?嫌?見たくない?英国発で世界的に「デスカフェ」が広がり、日本でも死について身近に語れる場が少しずつ増加中。でもやっぱり、自分の死も大切な誰かの死も、まだまだ日常からは遠いのかも。「生+死=いのち」丸ごと考える場。


 場所:らいとぴあ21 1階展示コーナー

 参加費:無料(ただし、喫茶コーナーでの1品の注文をお願いします)

 定員:15名(お申込み先着順)

 ゲスト:尾角光美さん(一般社団法人リヴオン代表)



らいとぴあ21「まなびカフェ」とは?

世の中のいろいろや最近ちょっと気になることを、少人数制でアットホームにまなび、考える「まなびカフェ」。各回の素敵なゲストの話を聞いて、みんなでわいわい意見をかわすといつも見ている世界が少し違って見えるかもしれません。普段は逢えないいろんな人、いろんな世界をのぞくことで、インターネットやテレビ、新聞などでは味わえない生きたまなびを楽しむ場です。スケジュールや各回詳細はまなびカフェイベントページ(Facebook)や、らいとぴあ21のブログに掲載のチラシPDFデータをご覧ください。


◆これまでのまなびカフェのレポートなどはこちら(らいとぴあ21ブログ)
http://raipinews.seesaa.net/category/13781956-1.html