<お知らせ>12月17日ドキュメンタリー映画 『チョコレートケーキと法隆寺』上映&監督トークショー!

らいとぴあ21社会課題発信事業
ドキュメンタリー映画 『チョコレートケーキと法隆寺』上映&監督トークショー!

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児童養護施設で育つ子どもは18歳で退所し、その後自立して1人で生きていかなければなりません。
「チョコレートケーキと法隆寺」は、児童養護施設で育った監督がかつての仲間を訪ねるドキュメンタリームービーです。
映画の中で描かれているのは、それぞれの問題に1人で向き合いながら、自立しようと懸命に生きる若い彼らの生々しいほどにリアルな姿。

見過ごしていたかもしれないその現実に、監督のカメラを通して私たちも焦点をあててみます。
―1人で生きていかなければならない―
映画の中の彼らに限らず、頼れる何かをもたないままに生きている若者は世の中にたくさんいます。これを個人の問題ではなく社会の問題として、地域で働く私たちや暮らすみなさんと一緒に考えてみたいと思います。

スケジュール:14時 上映開始(59分)15時 向井監督トーク
日時:2017年12月17日(日曜日)14時~16時(13時半開場)
場所:らいとぴあ21 3F視聴覚室(箕面市萱野1-19-4) 
参加費:無料
定員:50名(要・申し込み)
一時保育:あり(一週間前までに要申し込み) 
主催:らいとぴあ21
*駐車場に限りがございます。ご来館の際は公共交通機関をご利用ください。

『チョコレートケーキと法隆寺』 作品情報

監督:向井啓太/2015/デジタル/カラー/59分
撮影・編集・録音:向井啓太
出演:聖矢、陽介、智美 

◇向井啓太さんプロフィール
1991年奈良県生まれ。児童養護施設での生活を経て、中高時代は父親とともに奈良で過ごす。慶應義塾大学総合政策学部進学後、NPOで施設の子どもたちへの学習支援を行いながらカメラに興味を持ち、藤田ゼミでドキュメンタリー制作を学ぶ。 大学卒業後、就職し、仕事の傍ら本作品の上映、講演等の活動を行っている。

◇作品概要
児童養護施設の子どもたちは18歳の春を迎えると退所し、経済的に自立して一人で生きていかなければならない。5歳から12歳まで施設で育った監督は、お互いに助け合って生きてきたかつての仲間を訪ねる。彼らは退所してからも家族の問題に一人で向き合いながら、自立しようと懸命に生きていた。監督にとってかつての仲間達に出会う旅とは、封印してきた自らの過去に向かい合うことでもあった。施設の出身の監督による初めての映画であり、異なる立場から自らの施設の人生と施設の子供達のその後を描き出した。

◇参考
ちらし チョコレートケーキと法隆寺上映会チラシ.pdf
Facebookページ https://www.facebook.com/chocohouryuji/
産経新聞掲載記事 http://www.sankei.com/west/news/160917/wst1609170040-n1.html

お申込みは…
萱野中央人権文化センター(らいとぴあ21)まで電話か来館にて
電話:072-722-7400