8月10日(木)、らいとぴあのぴあぴあルームと展示コーナーで昼夜にわたり開催した書のワークショップ「<木>を書いて<森>をつくろう」 が終了しました。
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昼のこどもの部は、ぴあぴあルームで。
夜のおとなの部は展示コーナーで開催され、合わせて総勢約45名のみなさんに参加いただきました。
こどもの部の報告はまた別途させていただくとして、大人の部のご報告をひとまずさせていただきます。
◆おとなの部 自分が書いたそれぞれの「木」を持って・・・「森」!!
◆ちなみにこちらはこどもの部 完成した作品とともに
こちらが、今回の講師の華雪さんです。
普段は関東を拠点にしつつ全国で書の活動を展開されている中、今回は関西まで遠路お越しいただきました。
まずは、「木」という文字の成り立ちを、絵と、象形文字を見せてくださりながら説明。
そして、それぞれの思い描く「木」を、絵に描いてみる時間。
その後、持ってきてくださったいろーんな筆で、線の書き方をバリエーション豊かに見せてくださいました。
手の強弱や、筆の方向性、接着面の違いなどで、同じ筆でも、描かれた(書かれた)線の表情は本当に様々でした。
字を書く以前に、まず「線を楽しむ」 ということを、シンプルに追求することの面白さに、
気付かせてもらった時間でした。
筆の種類には脱帽です。
馬のしっぽ
鳥の羽
ホロホロ鳥の羽
竹を裂いて繊維状にしたもの
(このほかにもたくさんありましたが、ありすぎて忘れましたすみません。)
「そしてこれは、私が10歳のときの髪の毛で作ったものです。」と、華雪さん。
何かの道に専心している方を招いておはなしを聞くって、ワクワクして本当に楽しい。
思わずそう思いました。
力強い、華雪さんのパフォーマンス。
レクチャーの後は、みんなも思うがままに筆を走らせていきます。
まずは下書きを新聞紙へ。
みなさんかなり集中して書かれていました。
終わったころには「楽しかったー」の声。
また、華雪さんをお招きして、書を楽しむ時間を作れたらと思います。
さて、この日みなさんに書いていただいた作品を、9月いっぱい、展示コーナーで展示しています。
十人十色の「木」のその躍動感を、ぜひご覧いただければと思います。