6月17日の午前11時から、らいとぴあ21のぴあぴあルームにて、
広島から「祈り部」の皆さんをお迎えしてコンサートとワークショップを開催しました。
この日は、いつもは子どもたちの遊び場となっているぴあぴあルームの一部を会場にして、
子どもたちがいつものように遊んでいる傍らでコンサートを行ないました。
コンサートでは祈り部の三人が使っている楽器たち(二胡、バイオリン、エレキベース、コントラバス、ボンゴ、コンガ、カホン等々)の解説をしてもらえました。
広島出身の彼らがバンド名を「原爆投下について語り継ぐ語り部」になぞらえて「祈り部」としたことや、
音に平和への祈りを込めて活動していることなど、彼らの音楽への思いを聴けました。
また、この日だけのゲストピアニスト、上村美智子さんとの特別なセッションも楽しませてもらえました。

コンサートの様子
ワークショップでは、祈り部の皆さんが演奏されていた楽器を使わせてもらい、みんなで楽器演奏しました。
お子さんの代わりにパパが参加したり、ぴあぴあルームの子どもたちが参加したり、賑やかなステージに。
最後にはみんなでピアニストの上村さんオリジナル曲「三本締めブルース」にのせてセッション!
ギャラリーも手拍子を打ちながらのセッションは楽しいものでした。
小さなお子様連れのご家族から、ぴあぴあルームの子どもたち、
高齢の方までゆったりと音楽を楽しめる昼時の音楽会でした。
桶太鼓に挑戦
バイオリンも弾けました
祈り部は、今回のコンサートの前日にも、萱野小学校の6年生と保護者を対象に、
総合学習の一環としてコンサートとワークショップを行いました。
児童たちがリコーダーで合奏したものを即興で録音し、
8月6日に広島で行うコンサートでセッションしよう!という意欲的な企画を行っていました。
ぴあぴあルームで皆が折った鶴も同じ日に献鶴(けんかく)されるそうです。