10月23日(日曜日)、立命館大学でシチズンシップ・スタディーズⅠを受講している大学生のみなさんの企画で、立命館大学茨木キャンパスで実施されているAsia Weekイベント内での活動紹介と大学見学ツアーにらいとぴあに来ているこどもたちが参加しました。
この企画では「こどもたちに大学がどんな場所か知る機会を持ってもらおう」「イベントに来られている人に地域通貨「まーぶ」などの取り組みついて知ってもらおう」を目標にして大学生が企画をつくり、当日は小学校高学年が7名、中学生1名、高校生2名の計10名が参加しました。
当日のスケジュールは以下のような形。
8時 らいとぴあ21集合 バスに乗って移動
9時 立命館大学到着 大学ツアー
10時30分 ビラ配り(まーぶ仕事!をみんなでしよう!)
12時 昼食
13時 活動発表準備
14時 「ぼくらグローバルキッズ!」内での発表
15時45分 立命館大学 出発
17時 らいとぴあ21解散
立命館大学茨木キャンパスまでバスで移動
こどもたちは気合が入っていたのか、集合時間の5分前には全員集合しました。
大学に到着
キャンパスを見て驚くかとおもいきや、案外クールなリアクション。
到着した後は大学ツアーまでの間、大学内にある公園でみんなで遊びました。
遊具で遊ぶだけじゃなく広い公園で大学生も一緒にケイドロを全力で楽しみました。
遊んで大学生がくたくたになったところで大学の職員さんにも来てもらって大学ツアーを開始。
普段は授業がおこなわれている教室に移動し、四方八方にスクリーンで映像が見えたり、リモコンで360度全方向に動くカメラ等、大人のスタッフもテンションの上がる様な設備にこどもたちも大喜びでした。
図書館には漫画は置いていなかったようで、残念がっていましたがパソコンルームには会議が出来る机などがあり、高校生は大学生になった気分で机を使っていました。
その後、こどもたちは、大学内で午後からの発表のお知らせと、地域通貨「まーぶ」の取り組みを広げるために、大学生と一緒にチラシ配りをがんばりました。
午前のプログラムが終わって、学生食堂でお昼ご飯。
このメニューで400円ちょっと!に高校生もビックリしていました。
プログラムの合間の時間には、Asia Weekのイベントで出店しているダーツのブースで子どもたちは楽しくあそんでいました。
午後になっていよいよメインイベントに近づいてきました。
こどもたち自身が、らいとぴあ等での活動を来ている人の前で発表するために、13時からは発表の準備をそれぞれで進めていき、本番前にリハーサルを実施しました。
プログラムの一部である「ぼくらグローバルキッズ!」で来られている方に向け発表を行いました。
発表内容は「まーぶ」「ぴあぴあ食堂」「かーの!(2015年度萱野小学校3年生の取り組みでフリーペーパーを作成した活動。)」「まーぶハローワーク」についてを4グループに分かれて発表してもらいました。
本番までは楽しく遊んでいた子どもたちも本番が近付くにつれ緊張してきたようで落ち着きなくフラフラする子や、「もうやりたくない」という子もいましたがいざ本番になればみんなハキハキしっかり準備してきた内容を話す事が出来ていました。
本番前に緊張する人達
こどもたちはプレゼンを終えたあと、緊張から解放されたのか公園で帰りのバスの時間まで公園の遊具などで遊んでいました。
盛りだくさんなプログラムでこどもたちにとっては大変だったかなとも思っていましたが、終始笑顔で帰りのバスも静かにおしゃべりしながら帰ってきました。
小学生時代に大学に行く経験や、知らない人に向けて発表をする機会はこどもたちにとってあまり体験できないことなので、今回の体験がこどもたちにとって将来の糧になってくれれば思います。
(竹田)