<連続セミナー>角岡伸彦さんとカンガエルふしぎな部落問題を開催します!

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フリージャーナリストの角岡伸彦さんが、このほど出版した『ふしぎな部落問題』(ちくま新書)

この出版を記念し、部落問題のふしぎ(あるときは隠し、あるときは出自を誇るという二面性)についてなぜそうなるのか、
差別をなくすために何が出来るのかを考えてみたいと思います。

『部落問題のことをよく知らない』
『知らないままでいたほうが、差別ってなくなるんちゃう?』

という人も現実を『知る』ことから、関わることから始めてみませんか。

<内容>
・全4回連続セミナー
・参加費 無料
・要申込み→072-722-7400までご連絡を
・一時保育あり ※ご希望の方は1週間前までに事前にご連絡ください。
・主催 らいとぴあ21

第1回
10月29日(土曜日)PM2時~4時 会場:3階 講座室
テーマ【はじめての部落問題】
角岡伸彦さんの講演。第2回からのセミナーの前に聞いておきたい、他の差別とちがう部落問題のふしぎさ、特徴についての話。

角岡伸彦【かどおかのぶひこ】
1963年兵庫県加古川市生まれ、被差別部落に生まれ育つ。関西学院大学社会学部卒、神戸新聞社記者を経てフリーのノンフィクションライターに。著書に「被差別部落の青春」、「ホルモン奉行」、「『同和利権の真相』の深層」、「ゆめいらんかね やしきたかじん伝」、「はじめての部落問題」など。


第2回
11月12日(土曜日)PM2時~4時 会場:3階 視聴覚室
テーマ【部落民であるということ】
部落のアイデンティティが薄れていることの意味を考え、次の世代の課題を熊本理抄さんよりお話いただき、角岡さんと対談します。

熊本理抄【くまもとりさ】
1972年、福岡県生まれ。反差別国際運動日本委員会(IMADR-JC)の専従職員事務局を経て、現在、近畿大学人権問題研究所准教授。

第3回
11月26日(土曜日)PM4時~6時 会場:3階 視聴覚室
テーマ【誇ること、暴かれること】
野口道彦さんと、「部落」や「部落民」の定義や、「部落問題の解決のあり方」について、角岡さんと対談します。

野口道彦【のぐちみちひこ】
1945年生まれ。大阪市立大学創造都市研究科教授を経て、同大学人権問題研究センター特任教授。著書に「批判的ディアスポラ論とマイノリティ」、「部落問題のパラダイム転換」など。

第4回
12月10日(土曜日)PM2時~4時 会場:3階 視聴覚室
テーマ【ふしぎな共同体とわたし】
多様な分野で活動している若い人たちの意見交換をとおして、「部落差別はどうしたらなくなるのか?」をテーマにしたパネルディスカッション。

パネラー
岡本工介さん(おかもと こうすけ)環境教育事務所Community Of Trees主宰
袈裟丸朝子さん(けさまる ともこ)部落解放同盟矢田支部書記次長
山本周平さん(やまもと しゅうへい)社会福祉法人あさか会理事

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<チラシ裏面画像>