10年ほど前にらいとぴあ21のある北芝地域ではコミュニティカフェを利用して『キッズカフェ』という取り組みがおこなわれていました。
キッズカフェは実際のお店をつかって子ども達が調理や接客をし、お客さんも子どもだけ、店員さんも子どもだけというもの。
キッズカフェは実際のお店をつかって子ども達が調理や接客をし、お客さんも子どもだけ、店員さんも子どもだけというもの。
当時、オープンして間のない樂駄屋にお客としてきていたこどもたちの「家帰っても一人やねん」「晩ごはん私がつくるねん」といったつぶやきから、料理をつくることの楽しみ、誰かに食べて喜んでもらうことを経験してもらいたいという当時の樂駄屋店主尼野千鶴子さんの想いからうまれました。
また、そのコミュニティカフェを利用して、障がいがあるこどもたちとその親のグループ「はばたきプロジェクト」が出店をしたり、北芝地域の中では、こどもたちが担い手となって、誰かにおいしいごはんを食べてもらうという文化が脈々と続いています。
最近も、こどもたちから「料理したい」との声があがっており、まずは小学校3年4年生を対象に毎週土曜日にクッキングサークルを始めました!
そして、10月23日(日曜日)に開催される「いただきます上映会」の時に行われる『こどもシェフ』に参加することに決定!
この企画ではこどもたちがごっとうキッチンのみなさんと一緒におにぎりやみそ汁、和惣菜をつくることになりました。
10月23日まではそのための練習をおこなっています。
10月1日の第1回目は「おにぎりとみそ汁ときんぴらを作ろう!」でした。
今回は当時キッズカフェの活動に参加していた職員も企画に参加。
早速調理開始!

土のついたごぼうを洗いながら「土の匂いがする!」
わかめをさわりながら「海の匂いがする!」
炊飯器の上に置いていたふきんをにおいながら「銭湯の匂いがする!」
片付けも積極的に協力しておこなっていたこどもたち。
食を通じて出来る事ややりたい事がたくさん広がっていくことを実感した一日でした。