<報告>11月7日らいとぴあ夜間学校・大学部『世界を1から1人で旅する方法』

らいとぴあ夜間学校大学部の第3回は、予定していた授業が中止になったため、ピンチヒッターとしてらいとぴあスタッフの中村雄介による「世界を1から1人で旅する方法」に変更になりました。
FullSizeRender(1).jpg

以下、受講生モトさんによるレポートです。

-------
中村さんは2008年に大学を休学して世界一周の旅に出ました。太平洋と大西洋を1回ずつ渡り地球を東西に横断する世界一周航空券を利用して、半年間で4大陸計25か国を訪れたそうです。
日本を出発して、まずタイから始まった旅は次にカンボジア→インド→ネパール→ヨルダン→イスラエル→エジプト→トルコ→ブルガリア→マケドニア→ボスニア→ハンガリー→ポーランド→チェコ→ドイツ→オランダ→イタリア→バチカン市国→フランス→スペイン→ペルー→ボリビア→アルゼンチン→パタゴニア地方→イースター島→アメリカ、そして日本という旅程でした。
旅をした国の順番で流れたスライド写真には、その地で出会った人、食べ物、その時その場所でしか見られない景色が色とりどりに映し出されていました。特に子供の笑顔はどの国でもキュートでした。

中村さんは、発展途上と言われる国にこそ、人間らしい生活や独自の文化がしっかり残っていると感じたそうです。
それまでの価値観が崩れたというインドでは、朝から晩まで洗濯に勤しむ子供のイキイキとした目に、日本の子どもとどちらが「かわいそう」なのかわからなくなったのだとか。
誰かの情報ではなく、自分の足でその国を歩き、その国の人と出会うことで初めて見えてくるその国の一面があり、価値観があるのかなと思いました。自分が生活する世界とは全く違う世界に出会うことで良い体験ができる、という中村さんの言葉にわくわくしてしまいました。
FullSizeRender.jpg
残りの時間で自分の「世界一周プラン」を作りました。自分が行ってみたい国、旅行の期間、どんなスタイルで行くのか、旅の予算、旅のこだわり、ルートを受講生それぞれが思いのままに考えます。旅行スタイルだけでもピースボートや豪華クルーズ、バイク、車、自転車、ヒッチハイクなど様々。
中村さんのようにバックパッカー旅もいいし、世界にはラクダで旅をする強者もいるという噂。夢は膨らむ一方です。
私も中村さんの話を聞いて、今までは異文化過ぎて恐いなぁと思っていたインドに興味が湧いてきました。異文化過ぎるからこその刺激が新しい世界を見せてくれるのかもしれないし、異文化と出会うことで浮き上がる日本の姿を知ることができるのかもしれないなぁと、プランシート眺めながら世界を旅する自分の姿を思い描いています。

中村さんの詳しい旅の模様はこちらのブログでどうぞ!
http://blog.goo.ne.jp/yusukebe0902

(レポート:受講生モト)

【スタッフ後記】
授業後、みなさん前に集まって、地球儀を囲みながら先生と尽きぬ質問タイム。
こんな時はどうするの? こわい目にあった? ・・などなど、ほっこりタイム。
FullSizeRender(2).jpg