「ねぇ、木の上に大きなきゅうりができてるで!」ある日、子どもがいいました。
ふと、やまももの木の上を見上げるとなんとも大きな『へちま』がぶら下がっていました。
どうやら、やまももの木の横で育てていたへちまのつるがやまももの木をつたってそのままやまももの木のてっぺんまでいったようです。
なんともいやはや・・・、その様子に関心していると、その横から子どもがどんどん木の上に登っていきます。
へちまはへちまで「とられてなるものか!」といわんばかりに引っ張ってもねじっても振ってもなかなかとれません。
それからしばらくすると別の子どもがやってきて「大きなきゅうりや!」とまたへちまを見つけました。
今度ははさみを使って見事へちまをゲット!
それから数日、また子どもが「大きなきゅうりなってる!」と発見。
この前とったのに???と思って見上げると本当に大きなへちまがぶら下がっていました。
子どもは興味津々。よいしょ、よいしょと木に登り、今度は引っ張るとすんなりへちまがとれました。
「これでたわしがつくれるねんで」とスタッフ。
「そうなん?」
「今日は時間がないから、明日(土曜日)朝から来れるなら一緒に作ろう」
「・・・9時にくる!」
そして、土曜日。子どもは約束どおり9時にぴあぴあルームに来て、見事なへちまたわしが完成しました。
1つ目のへちま
2人で協力「あっちまわって」「こっちから登る」と作戦会議
はさみで切って見事ゲット!
はいチーズ(^^)
2本目のへちま
へちまめざしてどんどん登っていきます
見事、へちまをゲット!!
「持って降りると危ないからそこから落としな。」とスタッフ。信頼して落としたへちまですが、実は取り損ねて落としてしまった・・・。
【 へちまたわしつくり 】
へちまを切ります
鍋に投入!!
落としふたをしたり、時々はしで突っついたりして15分ほど煮詰めます。
あつあつのへちまに水を流しながら 皮をむいていくのですが つるんと簡単にむけます。
種などをだしてきれいにしていきます。
ちょっと れんこんのみたいなかんじです。
これを、せんたくバサミでつまんで外で乾かして完成です。