らいとぴあ夜間学校『秘伝・ストレスをためない話し合い術』6/13 

<6/13(土)>
1限(中学部)『国語』 講師:西川ひとみ先生(中学校教員)

今日の国語は【おくのほそ道】
みなさんご存知、江戸時代の俳人・松尾芭蕉が著した紀行文です。
【おくのほそ道】の旅は、芭蕉が46歳のときに約5ヵ月間かけて、江戸から北関東・東北・北陸地方の大垣までの2400キロの旅でした。
実は、【おくのほそ道】はその旅の経験を後日虚構も交えながら書き記したものだそうです!
事実でない事を事実らしく故意に作り上げる…
どこの文が虚構なのか、言われないとわかりませんね。

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旅の途中で芭蕉は平泉(岩手県)に寄ります。
11世紀から12世紀にかけての奥州藤原氏3代の英華。
高館に登り、田畑や野原になってしまった館のあとや、当時からの形を残した衣川・金鶏山を目にした芭蕉は涙を流します。

その涙の理由とは?
【おくのほそ道】を読みながら、受講者の皆さんと考えました。

芭蕉が平泉で見た景色を丁寧に皆でおっていき、まるで自分もそこに居るかのような気分に!

「自然の姿は昔も今も変わらない。それに比べて、人の営みは儚くうつろいやすいものだなぁ」と実感できる国語の授業でした。


2限(大学部)『秘伝・ストレスをためない話し合い術』 講師:奥本京子先生(大阪女学院大学 国際・英語学部 教授)

らいとぴあ夜間学校、大学部の第2回目は『秘伝・ストレスをためない話し合い術』。ワークも交えて体験するにぎやかな授業になりました。

1つ目のワークは皆で部屋をウロウロ
「へーこんなものがあるんだ」など意識しながら
「少し佇んでみて」と先生に言われると、窓のほうに人が集中

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皆さん、佇んでおられます

「ストップ!」の合図で止まると、「一番近くの人とつながってみよう」と先生。
するとこんな感じに
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2つ目のワークはロープで部屋をふたつに割り、ロープを挟んでペアを作ります。

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肯定的な言葉を5回繰り返す。「大好き」「素敵ですね」など肯定的な言葉を言われると、自然と笑顔になる皆さん。照れ笑いなのか笑い声もチラホラ。
肯定的なものがあれば、もちろん否定的な言葉もやってみます。
「嫌い」「ほっといて」
嘘とはわかっていても、なんだかざらっとした気持ちに。
せっかく縮まった距離も、さーっと離れていってしまうような感覚になります。

そのままのペアで、普段の生活の中で人間関係でストレスのたまる場面を話し、その時自分はどうしたかを二人で共有。
その切取った場面の「自分の行動」を相手に演じてもらいます。
自分の行動・言動を相手の立場になってみてみると…
皆さん、何を感じられたでしょうか?

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私は「わっ!嫌な感じ!」と自分の行動ながら少々引いてしまいました。わかりにくくしているつもりでも、嫌な感じって相手に伝わるものだなと改めて実感。

このとき、二人の間には何が起こっているのでしょう?
「相手の想いが分からず腹を立ててしまう私。」「私の想いが伝わらず、表面的なものだけ受け取ってしまう相手」
どちらも相手の想いがわかっていないんですね!

最後に先生からアニメーションを使って、今日のポイントを紹介していただきました。

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ポイントはずばり!
「○○のとき、私は○○と感じました」と、主語を意識して相手に伝えること!!

とはいえ、タイミングが必須で、毎回「私はこう感じました」とは言えないので、練習がいるよね。
ということで今日の夜間学校も終了~。
毎度毎度、「もう少し!」「おかわり」といいたくなる夜間学校です。

(レポート:ササ)