５月３０日（土）は、２ヶ月に１回の「よりみちコンサート」でした。
プロの演奏家やパフォーマーさんをお招きして、奇数月のどこかの週の土曜日１４～１５時に開催しています。
たとえば子育て中・・たとえばご家族の介護で忙しい・・、車椅子で出かけにくい・・・ など。
ふだんコンサートのために出かけるには大変な方も、誰でも、生活の身近な場所で気軽によりみちしてもらえたらという想いで、らいとぴあでここ数年続けている企画です。
その回の内容によってもご来場いただくみなさんのお顔はさまざまですが、リピーターさんが通ってくださったり、らいとぴあのほかの企画に参加くださった方が来てくださったり。
色々とご意見＆ご感想をいただきながら進みゆく日々です。
さて５月のこの日は「南米の竪琴アルパ」と題して、丸田恵都子さんにお越しいただきました。
音大を卒業された後に青年海外協力隊としてパラグアイに赴いたことがきっかけでアルパをはじめられ、一度は帰国したものの「やはり極めよう」と、もう一度パラグアイに渡られたとか。
スタッフも始めて聞くアルパの音色は、想像以上に豊かで深く、広がりのあるものでした。
びっくり！ そして日本の曲にも合う！
演奏の間にパラグアイでの写真スライド＆トークも交え、前半は南米の曲を中心に、後半は皆さんよくご存知のポップな曲（アンコールはコーヒールンバ！）・・と、すんばらしいバランス（黄金比ですな）で演奏いただきました。（童謡の時には会場から歌声も。）
隣の事務所で仕事をしていたスタッフも、アルパの音色に「ふあ～」っとなったとか。
・・よりみちコンサートの道草エピソード・・
よりみちコンサートでは、地域通貨まーぶのお仕事のひとつとして、こどもたちにコンサートスタッフとして関わってもらっています。
この日もスタッフ一人だけでは大変な会場準備＆片付けを慣れた２人がささささーー
っとやってくれました。
ほんと大助かり・・・！（・Ｌ；
「鍵かして! イスもってくるわ！」
スタッフ「あ、うん。・・・ありがとう助かる！！」
いつもおちゃらけとるのに、頼れるやんか。地味に感動。
去年から手伝ってくれてた蓄積と思えば、すごいことだ。
さっさと会場を設営し終わると、お客さんに渡すんだと言ってなにやら製作中・・
「前につめてすわってください」カード × 大量（１人１枚？！・・というツッコミはぐっと飲み込みまして。）
↓ リハーサル中の丸田さんに 「ポニョ弾いて」「妖怪ウォッチ弾いて」「○○知っとる？」延々スパルタのリクエストがつづく時間・・・
スタッフ「ま、、まるたさん・・すいません・・（焦」
笑顔で、ほぼ応じる丸田さんに感服。
初めて見る楽器にこどもたちはいつも興味津々です。
（スタッフP）
・・・・・・・・・
さて、次回のよりみちコンサートはこちら。
箕面まつりの前後にぜひお寄りくださいませ！
『台湾のうた 日本のうた』
7月25日（土）14～15時
＠らいとぴあ２１ １Ｆ展示スペースにて
台湾にルーツを持つボーカリスト李浩麗さん、ジャンルの枠を超えて活躍されているコントラバスの岡野裕和さん、そして非常に珍しいトゥバ共和国の楽器の演奏家である等々力政彦さんに、台湾や日本のうたをお届けしていただきます。
クリスタルヴォイスと表現される浩麗さんの澄んだ声と、あたたかなコントラバスの音色、哀愁漂うトゥバの楽器を、ぜひよりみちコンサートならではの至近距離で味わってみてください。
心よりお待ちしております。
こども連れも大歓迎です。