前回のよみかき教室の様子です。
毎年年度始めに、近隣によみかき教室のチラシを配布していました。
今年はそのチラシを、授業のなかで参加者のみなさんとつくりました。
チラシをつくるにあたって、「伝えたいこと」「伝えたい人」などをみんなで話し合いました。
伝えたい人は、
読んだり書いたりすることに悩みがある人、
読み書きができるようになったけど、自信がない人、
1人暮らしの高齢者で、夜1人で家にいることが退屈な人、
などがでました。
よみかき教室のどんなところを伝えたいか、という話では、
いきなり「勉強ばっかりちゃうで!」「忘年会楽しいで!」「おでかけもするで!」
と、「教室」という名にふさわしいのかどうなのか、というキーワードが連発。
もちろん勉強も、学校の先生たちに教えてもらって詩やカルタをつくったりしています。
想いや考えを言葉にして、書いて、読んで、みんなで「ええこと言うやん〜」というのがよみかき教室。
それをみんな「勉強の日」、それ以外を「遊びの日」としています。
楽しい勉強のあいまあいまに「遊び」をはさむことが、
40年以上も続いているよみかき教室の継続の秘訣かもしれません。
そんな遊び心を、みなさんチラシで伝えたかったようです。
「むずかしくないで、のぞきにきてや」「ものづくり、食べものづくりもあるで」
「おでかけもするで」
それぞれ一文ずつ手書きで紙に書き、ホワイトボードに貼ってチラシ全体のレイアウトを考えました。
一番伝えたい事はこれ、その次にこれ、と話しながら、
お年寄りも見ることを想定して大きな文字で、大きな紙に印刷しよう〜と、
デザインが完成しました。
みんなで1つのデザインをつくることが、
よみかき教室の個性あふれるメンバーで実現したことが
ささやかな感動でもありました。
チラシをらいとぴあ21でみかけたら、ぜひ手にとってご覧くださいね。
よみかき教室へのお問い合わせもお気軽にどうぞ。
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