らいとぴあ夜間学校『ストローが楽器に!?不思議な笛の世界』 2/24

2/24(火)「らいとぴあ夜間学校」レポート

◉2限(大学部)『ストローが楽器に!?不思議な笛の世界』 
講師:神谷徹先生(大阪音楽大学)

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らいとぴあ夜間学校、大学部の第11回は「ストローが楽器に!?不思議な笛の世界」でした。教室の前方にはストロー歴30年以上になる神谷先生の手によって生み出された、様々な形をした色鮮やかなストロー笛たちがずらりと並んでいました。ストロー笛の音色はアイルランドのアイリッシュパイプという楽器に似ていますが、演奏する曲によって形が違います。

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例えば童謡の「ぞうさん」を演奏するストローは吹くと長くのびたストローがゾウの鼻のようにぶらーんぶらーんと動きます。ほかにも旧ドラえもんのうたでは演奏するとストローで作ったタケコプターが回転したり、「シャボン玉」では演奏しながら本当にシャボン玉が出たり…。「ストローが楽器になるなんて!」という驚きももちろんですが、「ストローでそんな仕掛けが作れるなんて!」という驚きもありました。すごいのはロケットの発射台ストローで、数字のカウントが電光掲示板のように表示される仕組みになっていて、それも全てストローのみで作られていました。

ストロー笛の作り方自体は簡単で、ストローの先を平たくつぶして両サイドを5㎜ほど切れば出来上がり。吹き口を唇でゆるく銜えて命がけで吹けば音は出るそうです。あとはリコーダーのように指孔を開ければ音が変わりますし、長さを倍にすれば1オクターブ低い音も作れます…と書くと簡単にできそうですが、実際には先生のような高い演奏力がないと楽器にはならなさそうです。

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四重奏が吹けるストロー笛は指使いを覚えるのに2年はかかるそうですし、曲ごとに楽しませてくれる仕掛けも、先生の遊び心とそれを形にできる技術力がないと作るのは難しそう。

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私も今回の授業の楽しさを文字では表しきれないので、興味を持たれた方は是非先生の演奏をご自身で体験していただきたいです。身近にあるあのストローが楽器になる驚きと、先生の軽妙(?)なトークと、遊び心満載の仕掛けできっと楽しい時間を過ごせると思います。

(レポート:受講生モト)

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