どもー、地域教育課の武田緑です。
こどもたちには“みどりん”と呼ばれています。
先週土曜日、地域教育課があっためてきた新しい事業、
プロフェッショナルスクールの第1回が無事終了しました。
プロフェッショナルスクールとは、
子どもたちがプロの仕事人と出会い、
STEP1.プロの仕事を見学!
STEP2.プロの仕事についてインタビュー!
STEP3.プロの仕事を体験させてもらう!
というスリーステップを通して、
子どもたちが仕事について、生き方について考える機会をつくり、
“就労観”をはぐくむキャリア教育プログラムです。
* * *
第1回目だった今回は“仕事のプロ”として、
パフォーマーのちゃんへん.にゲストとして来ていただきました。
ちゃんへん.は私のピースボート時代の友達で、世界を舞台に活躍している24歳。
これまで50ヶ国で公演をし、ビートたけしやスピルバーグ監督の前でもショーをしたというまさにプロ!
ちゃんへん.official site http://thepanicart.com/
当日の様子をご紹介します。
まずは、STEP1の見学。
残念なことに雨だったのでヴィソラでの公演が中止になってしまい、「天気予報は晴れだったのに・・・」と私は朝から恨み節でしたが、
ちゃんへん.さんはそんなことは気にもせず、らいとぴあのホールですんばらしいショーをしてくれました。
ぴあぴあっ子や図書コーナーに来ていた親子連れなどたくさんの人に見てもらうことができました。
すご技の連発に子どもたちは終始圧倒され、口が開きっぱなし。笑
終わった途端、ちゃんへん.の周りに子どもたちがワラワラ集まり、質問攻め。予想以上の食いつきでした。
やっぱり“ほんまもん”を見た時の子どもたちの反応はすごいものがあるなーと感じた1日でした。
昼食のお弁当を一緒に食べ、午後の部へ。
STEP2では、子どもたちが質問を書いた紙を貼り出し、それに答えていくという形式で仕事観のインタビューをしました。
「なんでこの仕事を始めたの?」
「どれぐらい練習してるの?」
「スランプの時、どうやって乗り越えるの?」
「テレビに出たことある?」
「これまで一番高かったギャラは?」などなど。
一つひとつの質問に真剣に答えてくれました。
ちなみに心に残ったちゃんへん.語録を一部ご紹介^^
「“仕事”だと割り切ってやってたら、人に感動なんて与えられない」
「新しい技は失敗の中から生まれてきた」
「自分は在日コリアンで、生きたいように生きられなかった祖父母や先祖がいる。だからこそ自分は好きなことを本気でやって一番になろうと思った。それがパフォーマンスだった。 」
「この技を成功させるために、一日8時間練習して6年かかった」
「ショーに出ることではなく、あくまで練習することが僕の仕事」
「そのヨーヨー、僕が考えたやつやで」(子ども唖然)
ほんまに情熱大陸を見てるようでした。
一番楽しんでたのは大人かも・・・。
参加してくれた高校生サポーターたちにもいい刺激になったようです。
STEP3は体験。
今回はボールジャグリングを教えてもらい、練習しました。
みんな「できひん~!むずかしい!」といいながら、真剣に練習していました。
子どもたちの感想を少しご紹介。
●おもしろかったし、わくわくドキドキの楽しさでした。ちゃんへん.さんのサインを大切にして、楽しい思い出にも残します。
●うまくできなかった。でも楽しかった。ショーはすごかった!
●いざやってみると(すごいいっぱい練習しているんだな)と思った。
●練習いっぱいしたけどあまりできなかった。でもいい経験になった。
●かんたんそうに見えたけど、やってみて難しかったのですごい練習したんだなと思いました。
●やっぱりプロはすごいと思いました。
●さいこうの時間でした。
次回のプロフェッショナルは“ちんどん屋さん”!
8月24日の地蔵盆まつりに合わせて、実施予定です^^
乞うご期待♪
09:15
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